サンダルを買う基準は、鼻緒の有無だった。
個人的には、若いときから服やおしゃれに関しては特に興味がなかった。
まあ、それなりの一般的な美的感覚はあると思うから、筋から大きく外れた格好はしてなかっただろうけれど、おしゃれをしている感覚は皆無に等しかった。
簡単な話、上はアロハシャツ、Tシャツ、パーカー、ジャケット。
下は、デニムかチノパン。
これで、事足りてた。
特に不便も感じなかったし、服装に関してあーだこーだ言われた事もなかった。
あ、一つだけ。
「冬でも夏でも、年中サンダルは辞めろや」とは言われた。
サンダル、買う基準が鼻緒がないだったからね(靴下はいてても履けるから)。(- o-)y-~~~
そもそも、仕事は家でやってたし、外に出るのは、スーパーに食材買いにと居酒屋に飲みに、くらいだったから十分事足りてた。
ただ、そんな私も結婚をしまして。
奥様が、服に興味のある方だったのです。
ブランド物を買い漁るタイプではなく、自分の好みで懇意にしている店があって、その中で自分が気に入った服を、気の向くままに買うというタイプ。
その、一着一着の服が、服に興味のなかった私からすると、目を見張るほどの値段なのです。
で、支払いは10万オーバーとかね……。
独身の頃、服に10万は、10年分だったかな……という私には、え!?という状況。
ま、自分で稼いだ金だからとやかく言うつもりはないし、奥様から見れば実態のないプログラムに〇万も払うこちらも、同じ様な(ともするとそれ以上に奇異な)目で見られているのは感じていますし……。
ただね、そのお店に行く度に、こっちも少しずつは興味が出てくるのですよ……。
「ねえ、これいいんじゃない? ちょっと派手? でもこれくらいいいよ、若く見えるよ」と言われれば、動かなかった食指もピクっと反応したり、ね。
となるとですよ、沼は深いし広いのです。
ちょうど、生活用品やらなんやら、何もかもが無くなって、買いそろえなくてはいけないという状況だった事もあり……
ってのが、長くなったけれど、本題の前提。
せっかく服を買いに行くなら、体を締めてから行かないか?
で、ここ半年くらい、奥様もこちらも忙しくショッピングからは遠のいていたのですが、二人とも少し落ち着き始めたので買い物行こうか~と話していた先日。
せっかく行くなら、もう少し体を引き締めて行かないか? と相成ったわけです。
以前、奥様が買ってきていた「ねじれ筋伸ばし」という本。「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし(著:今村匡子)
買ってきて、数日やったら、少し体重落ちて、「やった!」といって終わっていた、ストレッチの本。
これを、30日毎日やってから、買い物に行こう! という事になりました。
これがなかなか。
目的がご褒美で、ご褒美が目的なので、ストレッチが毎日続いているのです。
目的は、体を引き締めて、スタイルを良くして、服を買いに行く。
目標は、30日ストレッチをする。
ご褒美は、服を買いに行く。
何がいいって、達成するのは結果ではなく過程だから、体重が減ろうが増えようが、30日やったら目標クリアなのです。
だから、上手く行っているとか行っていないとかはどうでもよくて、やってるかやってないかが大事。
毎日やればいい。それで、たぶん、体は引き締まる。
何事も、このくらい上手く、目的=ご褒美 とできれば、目標設定も上手く行くのではないか? と考えたつい先日の事でした。
30日後に人参がぶら下がってて、達成する目標は回数(日数)のみなので、続きやすいという話。
で、めでたく散財……じゃなくて、おしゃれなものを買いに行ったという話。
それだけ。

