自分の執筆速度(時速)を計算してみた。結果と傾向と前提条件が判った。

執筆ログと執筆速度の計算

 

以前、小説を執筆するときに、Ctrl+Gのショートカットで執筆情報を記録するマクロを組んでいると、ツイッターに書呟いた……。(下のツイート)

今回は、それについての、執筆速度の話。

 

Ctrl+Gのマクロは、下の内容を記録してくれます。

時刻、文書タイトル、文字数、原稿用紙換算枚数。

それと同時に、文字数と原稿用紙換算枚数を表示。

 

 

例えば、下の一覧の様なログが取れる。

22/08/05 09:32:13  『練習書写 ******.doc』  28.05  枚   9511 字
22/08/05 09:36:55  『練習書写 ******.doc』  29.95  枚   9794 字
22/08/08 23:25:54  『練習書写 ******.doc』  29.55  枚  10031 字
22/08/08 23:50:03  『練習書写 ******.doc』  35.80  枚  12105 字
22/08/16 22:21:51  『ろいどNo09「****」.doc』   0.30  枚    28 字
22/08/16 22:51:21  『ろいどNo09「****」.doc』   4.95  枚   1362 字
22/08/17 01:07:17  『No.1 MM シリーズ***.doc』  305.7  枚  99790 字
22/08/22 10:15:33  『ろいどNo09_「****.doc』   4.75  枚   1578 字
22/08/22 11:18:22  『ろいどNo09_「****.doc』  10.45  枚   3476 字
22/08/22 11:59:02  『ろいどNo09_「***」.doc』  12.50  枚   4128 字
22/08/23 14:21:57  『練習書写 ******.doc』  47.30  枚  16104 字
22/08/23 14:34:11  『練習書写 ******.doc』  50.50  枚  17177 字

で、これを執筆開始時にポチっとやる。

休憩前にポチっとやって、再開時にポチっとする。

それを繰り返すと、単位時間当たりの執筆速度が測定できる。

 

自分の執筆速度(時速)

結果は、自作は時速6.4枚が平均。

文字数にして2100字くらいだった。

 

文体やら小説のリズムなんかを練習するための書写(プロの既刊を一言一句違わずに打ち直す)もやっているのだけれど。

そっちも同じ様にログを取っています。

上の一覧の「練習書写」というところ。

 

書写は、書いてあることを丸写しなので、当然速く打てる。

そっちの結果は、時速11.7枚。文字数で4000字弱です。

 

この結果からわかるのは、自分の執筆能力の最大値が時速11.7枚という事。

自作を執筆する場合も、この数字を超える事はできないという事。

丸写しで時速11.7枚なので、これが最大値。

執筆というか、タイピングの最大値という事。

つまり、300枚を書くのならば、最低でも 300枚 ÷ 11.7枚/時 = 25.64時間 は必要という事です。

最低ですよ。丸写しの場合の話ですよ。

 

1冊の想定執筆日数

執筆中のCtrl+G押下による測定の実測値は、上述の通り

自作 → 6.4枚
書写 → 11.7枚

です。

 

で、自作は頑張っても書写の半分強なので、コンスタントに書けるのは、時速で5.5枚だろう。

となると、300枚書くのに必要なのは、54.54時間が妥当。

1日に5時間書いたとして、11日かかる。

1日に3時間書いたとして、19日あればいける。

おお! 今の自分は、20日に文庫一冊書ける。

って思うと、少しはモチベーション上がるかなぁ~と思ったけれど、ここには少し落とし穴が2つあるのです。

 

落とし穴1 プロットの有無

 

実は、自作が時速6.4枚というのは、しっかりとしたプロットがある場合。

プロットがあって、その瞬間に何について書くか、次の場面ではどんなやり取り、どんな事柄を書くかがある程度決まっている状態です。

口を開く順番までは決まっていないけれど、その場面でキャラに喋らせる内容や流れは決まっている。

その場面で、キャラが行う動作や、書いておく情景は決まっている。

そんなプロットがある状態での執筆速度が、6.4枚/時。

 

15枚の掌編を、「軽い話の流れとオチ程度のメモ」で書いたら、執筆速度は時速3.83枚まで下がった。

都度、何を書くべきか、このポイントは、次の場面、いや、ここで書こうとか、考えながら書いたら、速度はそりゃ落ちますよね。

ま、この場合、アイデア一本で書ける15枚程度の掌編ならば、4時間くらいで書けるってことだけど。(何事も前向きにも捉えよう(笑))

 

落とし穴2 時速の計算方法

もう一つの落とし穴は、時速の計算方法について。

1時間に6.4枚という時速は、30分書いても時速換算している。

つまり、30分で3.2枚書けたから、時速換算は6.4枚だよねってこと。

そこには、疲労やモチベーション、集中力などは計算されていない。

 

なので、時速6.4枚というスピードは、以下の前提条件が必要。

1) 作り込まれたプロットがある。
2)ある程度長い時間(例えば1時間など)書き続ける体力。

1はね、作ればいい。

2はね、体力を付けないといけない。

1時間ぶっ続けで、執筆する体力。

体力だったり、集中力だったり、環境だったり。

 

この二つが揃って初めての 6.4枚/時 なのかな。

 

ま、その基礎体力のための書写でもあるので、そっちも続けようかなと思います。

で、同じ様にログを取り続け、定期的に自分の執筆力を計測していこうかな~とも、思います。

 

執筆執筆ぅ~!

 

 

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