執筆ログと執筆速度の計算
以前、小説を執筆するときに、Ctrl+Gのショートカットで執筆情報を記録するマクロを組んでいると、ツイッターに書呟いた……。(下のツイート)
ちなみに、原稿用紙への換算は、https://t.co/kEKmz7JwLn を使っています。 https://t.co/qZurSgxJ7A
— teima_inori (@InoriTeima) June 15, 2022
今回は、それについての、執筆速度の話。
Ctrl+Gのマクロは、下の内容を記録してくれます。
時刻、文書タイトル、文字数、原稿用紙換算枚数。
それと同時に、文字数と原稿用紙換算枚数を表示。
例えば、下の一覧の様なログが取れる。
22/08/05 09:32:13 『練習書写 ******.doc』 28.05 枚 9511 字
22/08/05 09:36:55 『練習書写 ******.doc』 29.95 枚 9794 字
22/08/08 23:25:54 『練習書写 ******.doc』 29.55 枚 10031 字
22/08/08 23:50:03 『練習書写 ******.doc』 35.80 枚 12105 字
22/08/16 22:21:51 『ろいどNo09「****」.doc』 0.30 枚 28 字
22/08/16 22:51:21 『ろいどNo09「****」.doc』 4.95 枚 1362 字
22/08/17 01:07:17 『No.1 MM シリーズ***.doc』 305.7 枚 99790 字
22/08/22 10:15:33 『ろいどNo09_「****.doc』 4.75 枚 1578 字
22/08/22 11:18:22 『ろいどNo09_「****.doc』 10.45 枚 3476 字
22/08/22 11:59:02 『ろいどNo09_「***」.doc』 12.50 枚 4128 字
22/08/23 14:21:57 『練習書写 ******.doc』 47.30 枚 16104 字
22/08/23 14:34:11 『練習書写 ******.doc』 50.50 枚 17177 字
で、これを執筆開始時にポチっとやる。
休憩前にポチっとやって、再開時にポチっとする。
それを繰り返すと、単位時間当たりの執筆速度が測定できる。
自分の執筆速度(時速)
結果は、自作は時速6.4枚が平均。
文字数にして2100字くらいだった。
文体やら小説のリズムなんかを練習するための書写(プロの既刊を一言一句違わずに打ち直す)もやっているのだけれど。
そっちも同じ様にログを取っています。
上の一覧の「練習書写」というところ。
書写は、書いてあることを丸写しなので、当然速く打てる。
そっちの結果は、時速11.7枚。文字数で4000字弱です。
この結果からわかるのは、自分の執筆能力の最大値が時速11.7枚という事。
自作を執筆する場合も、この数字を超える事はできないという事。
丸写しで時速11.7枚なので、これが最大値。
執筆というか、タイピングの最大値という事。
つまり、300枚を書くのならば、最低でも 300枚 ÷ 11.7枚/時 = 25.64時間 は必要という事です。
最低ですよ。丸写しの場合の話ですよ。
1冊の想定執筆日数
執筆中のCtrl+G押下による測定の実測値は、上述の通り
自作 → 6.4枚
書写 → 11.7枚
です。
で、自作は頑張っても書写の半分強なので、コンスタントに書けるのは、時速で5.5枚だろう。
となると、300枚書くのに必要なのは、54.54時間が妥当。
1日に5時間書いたとして、11日かかる。
1日に3時間書いたとして、19日あればいける。
おお! 今の自分は、20日に文庫一冊書ける。
って思うと、少しはモチベーション上がるかなぁ~と思ったけれど、ここには少し落とし穴が2つあるのです。
落とし穴1 プロットの有無
実は、自作が時速6.4枚というのは、しっかりとしたプロットがある場合。
プロットがあって、その瞬間に何について書くか、次の場面ではどんなやり取り、どんな事柄を書くかがある程度決まっている状態です。
口を開く順番までは決まっていないけれど、その場面でキャラに喋らせる内容や流れは決まっている。
その場面で、キャラが行う動作や、書いておく情景は決まっている。
そんなプロットがある状態での執筆速度が、6.4枚/時。
15枚の掌編を、「軽い話の流れとオチ程度のメモ」で書いたら、執筆速度は時速3.83枚まで下がった。
都度、何を書くべきか、このポイントは、次の場面、いや、ここで書こうとか、考えながら書いたら、速度はそりゃ落ちますよね。
ま、この場合、アイデア一本で書ける15枚程度の掌編ならば、4時間くらいで書けるってことだけど。(何事も前向きにも捉えよう(笑))
落とし穴2 時速の計算方法
もう一つの落とし穴は、時速の計算方法について。
1時間に6.4枚という時速は、30分書いても時速換算している。
つまり、30分で3.2枚書けたから、時速換算は6.4枚だよねってこと。
そこには、疲労やモチベーション、集中力などは計算されていない。
なので、時速6.4枚というスピードは、以下の前提条件が必要。
1) 作り込まれたプロットがある。
2)ある程度長い時間(例えば1時間など)書き続ける体力。
1はね、作ればいい。
2はね、体力を付けないといけない。
1時間ぶっ続けで、執筆する体力。
体力だったり、集中力だったり、環境だったり。
この二つが揃って初めての 6.4枚/時 なのかな。
ま、その基礎体力のための書写でもあるので、そっちも続けようかなと思います。
で、同じ様にログを取り続け、定期的に自分の執筆力を計測していこうかな~とも、思います。
執筆執筆ぅ~!

